戦略経営研究所 株式会社エス・ケイ・ケイ

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一服の清涼剤


 先般、知人から、次のような内容のメールとともに2本の添付ファイルをもらった。

 時々、”一服の清涼剤”のような主として写真入りのメールがアメリカに住んでいる知人から送られてくる。彼自身の作ではなく、彼の友人からの転送のようです。
 ちょっとバカバカしいものが少なくないのですが、肩の凝ったのを直す”魔力”は少しはありそうです。興味があるのであれば、月に1、2通は送ることができそうです。
 条件は、このメールをコマーシャル活動に利用してはいけないということです。原文では、以下のように書かれています。


Photos on the internet are typically passed forward to friends, like I send to you and you send them forward to your friends for viewing and enjoyment.Most of the time the person that took the pictures is unknown. Sometimes the photographer identifies himself and on rare occasions indicates they are copy righted.In any of these cases, there is egal violation if the pictures are forwarded to friends for viewing. What should not be done is copying the pictures and using them commercial purposes(meaning to make copies and publishing them or selling them for profit).



 
添付ファイルを見て楽しくなった。1人でも多くの知人に見てもらいたいと思った。それで何人かに転送させてもらった。総じて好評だった。

 しかし、ファイルの容量が大きいため、人によってはメールの添付ファイル制限からはじかれることが少なくなかった。

 そこで、以下、ダウンロードできるように送られてきたファイルを整理し、著作権問題がまったく存在しない訳ではないので、あくまでも内輪でパスワード付きでダウンロードできるようにした。


                 
(前田勲男)

01)「矛盾」
 (Oxymoronic Thoughts)
  気の利いたセリフと挿絵

02)「新旧香港空港」
 
(スリリングな着陸)

03)「犬と人間」

04)「地球」

05)「北京のトイレ」
  Is China ready for 2008 Olympics?
送付先からのコメント:「トイレは何処?」と聴くためにも 片言の北京語を知っておく必要がありそうです。私は、せいぜいテレビで覗くくらいで、それほど興味はありませんから、今更、北京語の勉強をする必要はありませんが、心配なのは、色々と取りざたされている問題が多く(空気汚染、薬物混入食品、暴動などなど)、本当に安心して選手も観衆もエンジョイできるのでしょうか。オリンピック後に必ず来る「不況」に、上海の「万博」はどうなるのでしょうか?(S)


06)「錯覚 怒る男と穏やかな男」

   Illusion: Mr.Angry and Mr.Calm
送付先からのコメント:今日は「春分」 青山墓地に眠る両親の墓参りをする予定でしたが、悪天候のため、勘弁してもらって天気がよくなったら墓参します。ところで、われわれ生きている人間に、こんな錯覚があるのでしょうか?誤解の基にならなければと思います。(S) ーーーコンピュータ・グラフィクスのイタズラ。近くで見るのと遠くから見るのとでは、人の顔の表情が逆転する

07)「生きとし生けるもの」
  
Great photos - I wonder how many survived!
送付先からのコメント:桜は満開ですが、どうも花見に浮かれる気分とはほど遠い昨今の社会情勢です。それでも、気分を新にして、家内と靖国神社に参り、千鳥ヶ淵を歩いてきました。靖国神社には学友であり戦友であった友が眠っていますから。
清涼剤の一服や二服は、あらゆるものが「ねじれて」いる昨今何の役にも立たないと思うのですが、もう少し続けます。(S)

08)「ダーウイン賞候補の写真家」
 A candidate for
 the Darwin Awards Grand Canyon Photographer
送付先からのコメント:スリル満点です。一センチ間違えたらと、ちょっとハラハラさせられます。生死の境が一センチとは。
もっとも自ら選んだことではありませんでしたが、戦争中は、海外派兵の戦場のみならず、日本国内にいても生死の境が一センチということは日常茶飯事でした。都会は焼けただれ、原爆の痛ましい被害など。ただ、このようなスリリングな記録写真を撮るような状況ではなかったし、たとえ、記録写真があったとしても公開されることはほとんどありませんでした。
私はグランドキャニオンを小型飛行機で崖の間を縫うように覗きました。それでもハラハラしましたね。後で、それが本社に知れて、「あんな危険な観光」をさせたと駐在員が叱られたそうです。気の毒なことをしました。(S)
ーーーダーウィン賞:人類は適者保存の法則に従って優秀な遺伝子が子孫に伝わり、それが人類の発展に貢献する。逆に言うと、種を伝えてはいけない人は遺伝子を伝える前に死ななければならない。それを「素晴らしい方法」で実践した人に与えられる賞。ブラックユーモアのような実在する賞。


09)「晩餐のご招待」
  A Dinner Invitation
送付先からのコメント:空中での特別レストランでのディナーは如何? と 誘われても気の小さい私は、ごめん蒙ります。いくら旨い料理で景色が素敵でも。ちょっと 命がけの ”フザケ”ですよね。せめて200階建てのビルの最高階のレストランなら、まだましもかも。(S)

10)「脳味噌の値段」
  The Cost of Brain
送付先からのコメント:入院患者の家族や親族が心配で集まっている待合室でのやり取り。医者は危険だけれど、脳移植しか道はない。但し、脳の費用は自己負担で、値段は男の脳は5000ドル、女性の脳なら200ドルだという。レディ・ファーストのアメリカからの話。いったいどう考えて良いのやら。(S )

11)「引退とは」
  Retirement
送付先からのコメント:この4月1日から「後期高齢者」という大型の「健康保険証」を使うことになった。何ともセンスに乏しい名称である。引退はサラリーマンにとっては退職を意味し、大方の企業では60歳だ。「後期高齢者」と銘を打たれる年齢までは、かなりの年数がある。せめてその間は、世捨て人のような姿勢・心の持ちようではなく、まだまだ世の中に役立つことができると明るく行きたいものです。(S )

12)「蛸 オクトパス」
  Octopus
送付先からのコメント:マイクロソフトの共同創業者のポール・アレン氏所有の大型ヨット。ヘリコプター、潜水ボートなども搭載している技術の粋を尽くしたヨット。彼は、このヨットに乗って何を考えているのしょうか。食事も禄に食べられない子供が何億人もいるのに! これは私のやっかみでしょうか。まずはクリックしながら写真をご覧下さい。(S )

13)「トヨタとフォード」
送付先からのコメント:トヨタとフォードの鞘当て。どんな社会にも競争があり、それは鞘当てになる。勝ち負けは時の運と片付けるのは、もったいないと思い、やはり勝ったら「勝って兜の緒を締めよ」でしょう。「何故負けたのか?」という命題に対して、米国人はあらゆるハードウェア、ソフトウェア、ヒューマンウェアを動員する。かつて「東洋の魔女」「水泳日本」「体操日本」といった時代があった。ところがあらゆる角度から分析され、日本を凌ぐ国が次々と出てきて、長い低迷の時代を味わった。最近、ようやく再び国際水準に戻りつつあるところだ。かつて「もはや戦後ではない」という言葉に対して、「奢る平家は久しからず」の言葉を思い浮かべて、「これからが本当の戦後だ」と、「基本に徹して先端を走れ」というスローガンを会社の中で言い回っていたことを思い出しました。(S )

14)「感染症」

送付先からのコメント:注意していても「感染症」にかかる可能性がある。考え出したら切りがない。「本当かなと思わせる統計データなどが使われている。(S )

15)「宇宙の旅」

送付先からのコメント:「これは我々の世界の向こうにある宇宙と、我々の中にある小さな宇宙への旅です。無料で、しかも小さな子供達には勉強になります。この旅は、我々は宇宙の中の”誰”であり、”何者”であるかということを、改めて貴方に考えさせることになるでしょう。」(訳)
毎朝、新聞やテレビを見るのが:イヤ”です。チマチマしたことばかりを議論するばかりです。遠く遠く離れて、我々の住む世界はどんなものか?と体験する---宇宙飛行士でもこんな宇宙旅はできません。せめて、この映像の旅でも堪能して考え方を大きく持ちたいものですね。(S )

16)「お金がすべて?」
送付先からのコメント:お金が全てではない。それでもお金は必要ですね。しかし、お金よりも大切なものがあるように思います。(S )

17)「父から4人の息子への言葉」
送付先からのコメント:4人息子を持つ男親の暖かい人生教育。素晴らしい写真と音楽と「言葉」を楽しめる。(S )

18)「ファースト・レディ」

送付先からのコメント:共和党の次期大統領候補のジョン・マケインの奥さんのシンディ・マケインについての話。共和党支持の友人が来日し、久しぶりに彼を囲んで晩餐をエンジョイした時に、この話が出た。アメリカでは大統領の奥さんの魅力が政治に大きく反映すると言っていた。帰国後、そのことをハッキリとメールで言ってきた。自分は共和党支持だが、今回はジョン・マケインに投票すると!
 それに対して、日本の首相の奥様のポジションは?
 奥さんがおられない首相もおりました。(S )

19)「Oroville湖  水不足」

送付先からのコメント:私は生まれてこの方、「水」が如何に大切なものなのか、考えたこともなかったように思います。東京で生まれ育った私は、水道の蛇口を捻れば飲料に適した水道水がいつでも出てきます。母はその水を料理にも洗濯にも使いました。私は水の有り難さを知らないで、育ったのです。
 ところが、エビアンというボトル入りの「飲料水」がフランスから輸入されたのには、正直言って大変にびっくりしました。(1987年に日本では販売が開始されたとの事です。) 「飲料水」を外国から買うのか?と。その時、私は、小学校の遠足に、水筒に水道の水を入れて、肩から掛けて行ったのを思い出しました。
 最近、省線電車に乗っていると、向かいに座った人が、大きなバッグの中から、おもむろにボトル入りの「水」をだして、飲みだすのです。このごろの人は、喉が渇くのでしょうか?。プラットフォームで歩きながら喇叭飲みをしている人もいます。それでも、この人たちも、「水」の有り難さなど考えていないようです。
 今、渇水、断水、水没、汚染、それに 地震や暴風などの自然災害による水害と、「水」が地球に住む人間は勿論すべての”生き物”にとって、如何に大切なものかを知らされている毎日です。
 嘗て、月や惑星に「水」があったか?と気の遠くなるような観察と研究が行われていますが、「水」のない世界はあのような”乾ききった姿”なのかと、何百年、何千年、何億年先のことか、或いは、数百年、数十年先のことかも知れないが、地球の「水」はどうなっているのだろうか?と考えると、一滴の「水」も大切に使わなくてはならないと思います。この連続写真は、南カリフォルニアの水使用量の50%を担っているOroville湖の貯水率がこの1年間で半分ぐらいに減ってしまったことを示しています。「カリフォルニアは 大変だ」と警告しているのでしょうか。(s)


20)「18000人の兵士による自由の女神像」
送付先からのコメント:軍隊と芸術。第一次世界大戦中の1918年、アイオア州のキャンプで訓練中の兵士18000人による「自由の女神像」という。本当にこれが「自由の女神」になったのでしょうか。平和の社会であれば、芸術的価値もありそうですが………(s)

21)「見たことのない9.11事件の写真」
送付先からのコメント:アメリカが国を挙げてゲリラに腹を立てたのも、その後の対ゲリラに対する戦闘行為も、それが正しかったかそうでなかったかを云々する前に、ともかくこれら一連の写真を見るべきでしょう。アメリカ国民の、この「心の傷」と、1916/12/7朝の「ハワイを忘れるな」について、われわれ日本人はどう受け止め、次世代の人たちに伝えて行くべきなのでしょうか………(s)


22)「なぜ男は女より寿命が短いのか」


23)「こんなもの見たことがありますか」
送付先からのコメント:「長く生きていて、こんなもの見たことがありますか? ないでしょうね」こう言ってアメリカの友人が送ってきた。奇妙なものばかり。解説は不要でしょう。じっくりとご覧下さい。………(s)

24)「この素晴らしき世界」
送付先からのコメント:1968年にルイ・アームストロング(Louis Armstrong)が歌ってヒットした「この素晴らしき世界」(What a Wonderful World)をバックに、世界の都市の写真が映し出されます。作詞はボブ・シール。作曲はジョージ・デヴィッド・ワイス。ボブはベトナム戦争を嘆き、世界平和を夢見て、歌詞を書いたという。歌詞を口ずさみながらマウスをクリックしご覧下さい。………(s)

I see trees of green, red roses too
I see them bloom for me and for you
And I think to myself, what a wonderful world.
I see skies of blessed days, the dark sacred nights
And I think to myself, so pretty in the sky
Are also on the faces of people going by
I see friends shaking hands, saying how do you do
They're really saying, I love you
I hear babies cry, I watch them grow
They'll learn much more than I'll never know
And I think to myaself, what a wonderful world
They'll learn much more than I'll never know
And I think to myaself, what a wonderful world

And I think to myself, what a wonderful world
Yes I think to myself, what a wonderful world

25)「You can't fix stupid」
送付先からのコメント:このところ寒い日が続いたためか、風邪をひいたので咳と痰に悩まされ病院で、咳止め、痰きり、抗生物質など飲むだけでも疲れそうなたくさんの薬をもらって飲んでいます。レントゲン、CT、痰検査などしてもらいましたが、正確な検査結果は数日後となります。ほとんど平熱となり、咳と痰は出なくなったので、まずは一安心しています。…………送ったものは下品すぎるかも知れませんが(s)


26)「バーコード」
送付先からのコメント:発信者のアメリカの友人からですが、彼に言うように、わざわざ中国製を買って調べるほど暇ではないが、たまには買った品物が中国製でバーコードがついていたら確認してみます。---こう言ってきたのだけれど、基本的にバーコードの仕組みがわかっていないようだった。それであえてバーコードについて若干の解説をした。バーコードに出てくる国名と「原産国」とはまったく違うものだということの解説をした。ちょっと異質のものである。

27)「天才子供歌手:Connie Talbot」

送付先からのコメント:このところアメリカの友人が元気になったのか続々と送ってきます。音と映像が楽しめます。多忙な方こそ、こんなソフトで疲れを癒してもらえればうれしいですね…………(s) 補足:送られてきたアドレスにアクセスして動画と音楽をなどを楽しんだ。英国のテレビ局のコンテスト番組「Britains Got Talent」(英国版アメリカン・アイドル。日本でいうとスター誕生)でデビュー。当時6歳。ちらっと小耳に挟んだことはあるが、これまで実際に見たり、聞いた入りしたことはなかった。あるが、これまで見たことはなかった。今回、感心してしまった。そこで調べたところ「YouTube」に彼女のための日本語の「ホームページ」があることが分かった。70件あまりのビデオが収録されている。「Over the Rainbow」「wonderful World」「White Christomas」「Imagine」「smile」「I will always love you」「I have a dream」アクセスしてみて下さい。



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「ワシントン情勢(各週刊・月刊)」(多田幸雄)
「北京便り」(西村英俊)(連載完了)
「I最前線シリーズ」(白金次郎)(連載完了)
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